先日ネットニュースを見ていると「入社初日3時間で会社辞めた新卒の言い草」という記事が目にとまった。
あぁー、若者がまたしてもブラック企業に捕まってしまったのか。ブラック企業に入社してしまったのなら、初日で退職するのも仕方がない。企業選びに失敗してしまって可哀想だな。
同情する気持ちで記事を読んでみると、そこにはわたしの想定外の状況が描かれていた。
新卒入社3時間で会社を辞めた理由とは?
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「入社初日3時間で会社辞めた新卒の言い草」
わたしが目にした記事はこちら。
「もともとやりたいことがないまま就職したのが悪かったんです。次はもっと興味が持てる仕事を探したいですね」
特にやりたいことも無く、周りに流されるように彼女は就職したようだ。日本は古くから、新卒一斉採用のスタイルがとられている。就職する気があまり無くても、周りに合わせて自分も就職しなくては!と思ってしまう気持ちはよくわかる。正直、わたしも新卒時は同じような気持ちであった
しかし、退職理由を見てみると。
は??と、わたしには理解出来ない点があったのである。
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入社3時間で退職した理由
- 派遣する会社だと思い入社したが、自分が派遣される側であった
- 先輩社員がタメ口。人間関係に不審を抱く
- 管理職では無く、販売スタッフの仕事であった
入社3時間で退職した理由をまとめると、こんなところだ。
新卒にいきなり管理なんて任せられないし、先輩が後輩に敬語使うのもおかしいだろ!また、自分の就活する会社の情報はしっかり調べておけよ!と思ってしまった。
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初日で退職を防ぐ為には?
就職活動をしてやっと入社できた会社にもかかわらず、すぐに会社を辞めてしまう人が少なくないようだ。3時間で辞めたという話は、今まで聞いたことがないが。
ミスマッチが起こらないように、就職活動はしっかりと行うべきである。最近は人手不足が深刻で、来るもの拒まずの企業も多い。ミスマッチが起こらないように、就職先は慎重に選ばなければならない。
「面接や筆記試験のために対策しなきゃいけないと聞いてめんどうくさいと思った」
こんなことを考えいる状況で、就職するべきではない。適当な考えで就職しても、長続きするわけがないのだ。
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企業研究をしっかりするべき
3時間で退職した彼女の話を見てみると、あまりにも企業について知らなさすぎる。
「採用パンフレットでは店舗向けにアウトソーシングの派遣をする側の企業なんだなということくらいしか記憶に残らなかったんです。でも、内定者研修に参加し、実態は自分が派遣される側になって働くということがわかりました。想定外でした」
早期退職の理由は、企業についての情報を集めていない点にあると思う。せっかく就職したのなら、出来れば長く勤めたいと皆思うであろう。
「管理の仕事かなと思ったら、販売スタッフとまったく一緒。これじゃアルバイトや派遣と一緒じゃんって絶望しました。私は社員として、陳列や入荷、店舗売り上げを任されると思っていたので。上司からは販売スタッフから役職が上がったら管理する側になるよと言われましたが信用できなくて……」
こんな感情が湧いてくる事自体が不思議である。入社する前に会社についての情報は、いくらでも集める事が出来る。就職した後、自分の生活がどうなるのか、しっかりとイメージして企業を選んでもらいたいものだ。
今の時代、企業の情報はいくらでも手に入れられる。実際に企業で働いている、先輩社員の意見を聞くことも出来るのだ。
人生で大きな決断となる就職は、情報を集め過ぎて損をすることなんて絶対にない。企業研究を怠ってはいけない。
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まとめ
「入社初日3時間で会社辞めた新卒の言い草」を見て、社会を舐めきっている若者が存在していることがわかった。
就職する覚悟が持ていないうちは、就職するべきではない!とわたしは思う。
日本企業はどこも人手不足が深刻だ。就職のミスマッチは、今後ますます増えていくのではないかと感じている。
就職先によって、人生は大きく変わってしまう。より良い人生にする為にも、就職活動には真剣に向き合ってもらいたいものだ。
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