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「ねんきん定期便」を確認してみた。年金額を把握したら将来が益々不安になった件

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先日の年金破綻宣告を受けて、将来に不安を抱きながら生活をしている、39歳のサラリーマンです。

金融庁は先日、年金だけでは生活が苦しくなると発表しました。

具体的な金額で、月々5万円程不足する予定だとしています。また不足額については、個人で資産運用をしっかりとし老後に備えるように注意を促しています。

 

では、実際には年金はいくら程もらえるのか?

今まで自分は、いくら払ってきたのだろうか?

また、現時点で年金受給者の受給金額の平均はいくらなんだろう?

 

今回、疑問に思う点がいくつか出てきたので調べてみることにしました。

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厚生年金の受給者の平均受給額

厚生労働省が平成30年12月に発表した、平成29年度の厚生年金の平均受給額を見てみます。

性別       平均支給金額
男性       月額174,535円(年額約209万円)
女性       月額108,776円(年額約130万円)
全体       月額144,903円(年額約174万円)

参考元:平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 Ⅱ厚生年金(2)給付状況 P9 表8、P12 表12、P13 表13|厚生労働省)

厚生年金の受給金額の平均は、毎月14.5万円・年間174万円とのことです。男性と女性の間では、年間80万円程の開きが出ています。

 

みなさん、この平均受給額を見てどのように感じられましたか?

 

わたしは正直、想像していた金額よりも少ない!と感じました。持家の人ならなんとかなるかもしれませんが、賃貸暮らしだと厳しいですよね。

 

実際にも現時点(2019年)での年金受給者は、貯金を崩しながら生活されているの方が多い、というのが現実のようです。

 

老後は、年金で悠々自適な生活!これはもう昔の夢物語なんですね。現段階で年金だけでは生活が苦しい状況なのに、将来はどうなってしまうのでしょうか。

 

老後の不安が、ますます膨らみます。

 

では、自分の年金の受給額は現時点でいくらなのか?調べてみました。昨年届いていた「ねんきん定期便」を確認してみます。

ねんきん定期便

ところでみなさん、「ねんきん定期便」をご存知ですか?

「ねんきん定期便」とは、日本年金機構から毎年送られてくる年金に関する書類で、2009年4月から実施されています。

年金の保険料納付実績や将来受給できる年金額の見込みなど、年金に関わる情報を知ることが出来ます。

 

毎年1回、自分の誕生日月に郵送にて自宅に届きます。

今まであまり気にした事がない書類でしたが、今回はじっくり見てみました。

納付した年金累計金額

早速、昨年の誕生日に届いた「ねんきん定期便」を確認してみます。

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※39歳の誕生日時点での年金額になっています。

39年間の累計納付額は、527万円でした。自分的には、結構頑張って払ってきているなと感じます。

しかし、わたしは何度か転職し、しかも無職期間があるので、他の人と比べるとかなり少ない気がします。

途中、主夫にもなっていましたし。。。

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現時点で支給される年金額

年金額は、年間63.7万円となっています。

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納付総額が527万円ですので、9年弱で払った分は返ってくる計算になります。金融商品として考えれば、かなり利率の良い商品になりますね。9年弱で元が取れる投資は、他には無いように思います。

 

しかし、年金額としては悲しい金額です。月々5万円では家賃すら払えません。。

仮に、このまま65歳まで年金を払い、同じ利率のまま年金が支払われるとした場合でも、年額150万円程です。

しかも年金納付額の利率は、年々増加しています。納付額は今後どのようになるかわかりません。。

 

やはり、老後は年金に頼らず、自分で資金を調達するしかなさそうですね。。

まとめ

今回は、将来の不安を少しでも軽減しようと年金について調べてみました。しかし、年金について調べると不安は増すばかりと悲しい事になってしまいました。

 

将来どうやって生きていけば良いのでしょうか?

 

しかし、今回自分の年金額を改めて確認する事が出来、良かったと思っています。年金だけでは、暮らしていくことは出来ないということをしっかりと学ぶ事が出来ました。

 

わたしが65歳になるまでには、まだまだ時間があります。限られた時間ではありますが、この猶予期間を無駄に過ごさないように、しっかりとお金の勉強をし過ごしていきたいと改めて思いました。

 

みなさん、ご自分の年金受給予定額をご存知ですか?

これを機会に一度確認してみてはいかがでしょうか?

「ねんきん定期便」が手元になくても、インターネットから確認する事が出来ますよ。

ねんきんネット|日本年金機構

老後について真剣に考えなければいけません。

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