2020年イチオシのホラー映画「事故物件 恐い間取り」が、2020年8月28日(金)に公開されました。
KAT-TUNの亀梨和也さんが主演ということで、話題になっていますね。
「事故物件怪談 恐い間取り」は、事故物件に長年住み続ける芸人のリアルな体験をもとに映画化された作品。
ベストセラーとなった「事故物件怪談 恐い間取り」のホラー映画化とあって、注目が集まっています。
映画「事故物件 恐い間取り」は、実話をもとにしたホラー映画なんですよね。
本日は映画の原作となる、「事故物件怪談 恐い間取り」のネタバレ・感想をお届けします。
「事故物件怪談 恐い間取り」ネタバレ
「事故物件怪談 恐い間取り」は、、事故物件住みます芸人・松原タニシさんのベストセラーノンフィクション書籍です。
実際に住んだことのある事故物件の間取りとともに、実体験した怪奇現象が紹介されています。
「事故物件怪談 恐い間取り」概要
- 第一章:僕と事故物件
- 第二章:誰かの事故物件
- 第三章:土地の事故物件
間取りを見ると実生活をイメージしてしまうので、なんともリアルで恐いです。
各章でもっとも恐ろしかったエピソードを、ひとつづつ紹介していきたいと思います。
第一章:僕と事故物件
第一章では、実際に住んだ事故物件の間取とともに部屋で起きた心霊現象が紹介されています。
事故物件の間取りは、実際に住んでいた5部屋。
飛び降り自殺が起こった物件、首つりがあった物件など紹介されており、話がリアルです。
紹介されている5つの物件は、普通の感覚を持っている人なら絶対に住みたくないと思うような物件ばかりです。
凶悪事件の起きた大阪のマンション
事故物件5部屋のなかでも、最恐だと感じたのが「凶悪事件の起きた大阪のマンション」。
- 無数のオーブが発生する
- 音が勝手になる
- ニット帽を被ったおじさんがあらわれる
- 毎年同じ日時にひき逃げにあう
いちばん恐ろしいと感じたのは、その部屋に住んだ者は「ひき逃げ」にあってしまうということ。
松原タニシさんだけではなく、先輩芸人・後輩芸人もひき逃げの被害にあっているんです。
住んだら呪われるなんて、恐ろしすぎますよ。。
YouTubeでは、怪奇現象についてご本人が話をされています。
第二章:誰かの事故物件
第二章では、知人が体験した心霊現象が紹介されています。エピソードは、全部で20個。
なかでも気持ち悪かった話が、「Yマンション」
Yマンション
Yマンションをルームシェアしていた若手芸人3人。マンションに住み始めてから、おかしな現象が起きまじめます。
深夜1時。静寂の中、ドアを開ける音がする。下のフロアからだ。
コツッ、コツッ、コツッ。
廊下を歩く音が響く。
コッ、コッ、コッ、コッ。
今度は階段を上がる音だ。明らかに音は近づいている。
コツ、コツ。
止まった玄関の前だ。
誰も住んでいないはずの下の階の人が、毎晩のように玄関に現れるんです。
深夜1時に怪奇現象が起きるマンションなんて、まともなはずがありません。
- 1人目:売れっ子だった先輩だが、部屋に住み始めてから仕事を休みがちになる。最終的には荷物を残したまま失踪。
- 2人目:温厚で誰にでもやさしかった先輩。しかしマンションに住みはじめてから、性格が豹変。最終的には、暴行事件で逮捕される。
もう、完全にヤバいですよね。。。
ひとり、またひとりと消えていくんです。
そして最後に残された一人は、恐ろしいものを目にしてしまいます。
ベッドの下においてあった小道具。
ずっとサッカーボールだと思っていたものが、ゆっくりと回転し始める。
そして、ボールと目があってしまいます。。。
”ボールなんかじゃない!あれは、顔だっ”
恐ろしすぎる現象が、Yマンションで起こります。
こんな部屋、絶対住みたくない!
第三章:土地の事故物件
第三章では、様々な場所で体験した心霊現象が16コ紹介されています。
建物だけでなく、土地にも呪いやタタリが存在しているなんて恐ろしいですね。
一番怖かった話が、「サービスエリアの老婆」
文章を読んでいるだけでも、現場を想像して鳥肌が立ってしまいました。
サービスエリアの老婆
「サービスエリアの老婆」の話は、著者である松原タニシさんのお兄さんの話です。
当時中学生だった松原タニシさんも、今でも鮮明に覚えている恐怖体験。
場所は、奈良県の高峰サービスエリアの女子トイレ。
時刻は午前4時。
- 入口に盛り塩が二つ
- 洗面所でおばあさんずっと手を洗っている
トイレでの不気味な様子を車に戻ってから話をしていると、異変が起きます。
興奮して喋りまくっていた友人が、ピタッと何も話さなくなったんです。
バックミラーで後部座席を確認すると、友人2人の間にさっきのおばあさんの姿が。
そして、しばらくするとカーステレオの音がゆがみだします。
気が付けば後部座席からおばあさんが身を乗り出し、ずっと運転席をにらみつけている。
”もうだめだ、と気を失いかけた時。おばあさんは、スッと消えていなくなった”
この現場では、交通事故が絶えず起きており死亡事故も何度も起こっているようです。
感想まとめ
「事故物件怪談 恐い間取り」は、事故物件の間取りとともに恐い話が淡々と紹介されています。
実際の間取りを見ると、何の変哲もない物件ばかりです。
そこが「恐い間取り」の恐ろしいところです。
引っ越し先が、実は事故物件だった。。。なんてことが起こりそうですからね。
事故物件には絶対住みたくないっ!と思っている方は、「大島てる」で事故物件を調べてから引っ越しすることをお勧めします。
関連記事: 「事故物件怪談 恐い間取り2」を読んだ感想!