本日は、映画「劇場」を観た感想を述べていきます。
「劇場」は、7月17日からミニシアターとアマゾンプライムで同時公開された最新映画。
芥川賞作家・又吉直樹による初めての恋愛小説を、行定勲監督が実写映画化した作品です。
キャストも豪華で、山崎賢人さん・松岡茉優さんと人気俳優2人が主演を務めました。
もう、期待しかありませんよね。かなり楽しみにアマゾンプライムで映画を鑑賞しましたよ。
しかし、実際に観てみると、全く心にささらない映画でした。。
残念ながら40歳のおじさんには、共感できる作品ではありませんでしたよ。
映画のあらすじとともに、残念だった点をまとめてみました。
「劇場」のあらすじ
高校からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で、脚本家兼演出家を担う永田(山崎賢人さん)。
しかし、その劇団は上演ごとに酷評され、解散状態となっていた。
ある日、永田は街で偶然、女優になる夢を抱き上京し服飾の大学に通っている沙希(松岡茉優さん)と出会う。
常に演劇のことだけを考え、生きることがひどく不器用な永田を、沙希は「よく生きてこれたね」と笑い、いつしか二人は恋におちる。
沙希は「一番安全な場所だよ」と永田を自宅に迎え一緒に暮らし始める。
沙希は永田を応援し続け、永田もまた自分を理解し支えてくれる彼女に感じたことのない安らぎを覚えるが、理想と現実と間を埋めるようにますます演劇に没頭していく。
夢を叶えることが君を幸せにすることだと思って。。。
引用:アマゾンプライム
同じ夢を持つもの同士って、惹かれあいますよね。若者の恋愛模様をリアルに描いている感じがしました。
「劇場」が残念だと感じた点
期待値が高すぎたのか、残念ながら「劇場」には心打たれませんでした。
40歳のおじさんには、まったく共感できる作品ではありませんでしたよ。
クズ男にハマる痛々しい女の恋愛は、見ていて辛かったです。
永田(山崎賢人さん)の性格がクズすぎて、作品に入り込むことができませんでした。
- クズな男の態度が胸糞悪い
- 女子大生を食いものにするクズが許せない
- 精神異常のクズ野郎だと感じてしまった
- 夢だけをみて努力しない典型
- ヒモ
- 浮気するクズ
- 舞台衣装を彼女に作らせるクズ
- 家賃も払えないのに好きなものを食べるクズ
- 大切なものを壊すクズ
彼女が可哀想で仕方ありませんでした。
共存共栄って怖いって感じた
クズ男は腹が立ちましたが、彼女に対しても嫌悪感を抱いてしまいました。
- 心の隙間を埋めてくれたと思ってしまう女
- 褒めれば良いと思う女
- 依存する女の子
- つくす女
- わたしが全部ダメなんだよという女
- スゴイってすぐ言う女
- スゴイ彼氏といるわたしもスゴイ!と思う女
クズな男にハマってしまう女性にも問題点はありますよね。
共存共栄って、恐ろしい生活だな。。と感じてしまいました。
まとめ:映画「劇場」は、理想と現実のギャップにもがく若者の姿
映画「劇場」は、理想と現実のギャップにもがく若者の姿がリアルに映し出されていました。
しかし、40歳を超えたおじさんには、痛々しくて見ていられない作品でしたよ。
期待していた作品だけに、残念で仕方ありません。
今の自分を肯定したい人にとっては、良い映画かもしれませんね。