2019年8月2日に公開された映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を観てきました。
映画に対しての評価は賛否両論で、公開直後からかなりの話題作となっています。
ネット上だと、圧倒的に否定派の人が多いようですが。。
評判があまり良くないというのは承知の上で、映画館に足を運んできましたよ。
世間の評価と自分の評価が一致するとは限りませんからね。実際に自分の目で映画を観てみないと、なんとも言えません。

映画を観終わった後の感想としては、面白かった!というのが素直な気持ちです。
個人的には、ドラクエファンには是非見て貰いたいと思う作品になっていました。
本日は、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の良かった点について書いていきたいと思います。
※ネタバレはしませんので、安心して読み進めてください。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
映画は、「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」を題材にして作られた映画です。
予告編を見るだけでも、ドラクエファンとしてはワクワクが止まりません。
「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」が発売されたのは、1992年です。
今から27年も前なんですね。当時のわたしは中学1年生でした。
学校で嫌なことがあっても、ドラクエが全てを忘れさせてくれる!と思ったほど夢中になってプレイしたものです。
そんな大好きなドラクエが3D映像で映画化されるとなれば、ドラクエファンなら誰でも期待してしまいます。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の良かった点
世の中では、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の評価は高くありません。
まぁ、ラストの展開が予想だにしないストーリーだったので、否定的な意見が出るのも納得できます。
しかし、わたし個人としては、良い映画だったのではないかと思っています。
否定的な意見が多いなか、わたしが映画を観て良かったと思う点を挙げていきたいと思います。
①映像が素晴らしい
なんといっても映像の素晴らしさがピカイチです。
当時ブラウン管に描かれていたドット画像の世界が、最新技術により見事に3DCG映像として描かれているのです。
街中の細かい描写、モンスターとの迫力ある戦闘シーン、登場人物たちの表情の豊かさ。
などなど、ドラクエの世界が3DCGで描かれているだけでも感動ものですよ。
映像を大スクリーンで観れただけでも、劇場に足を運んで良かったと思う程、素晴らしい出来映えでした。
ドラクエファンの方には、是非劇場の大スクリーンでドラクエの世界を体験してもらいたいと思います。
自分がゲームの中に入り込んだのではないかと、錯覚させてくれます。
②音楽が素晴らしい
ドラクエファンを魅了したひとつに、音楽の素晴らしさがあると思います。
作曲者すぎやまこういちさんは、マジで神です。
何故だかドラクエの音楽を聴くとテンションが上がってしまいますからね。
映画でもゲームの世界観を壊すことなく、見事に映像と音楽がマッチしておりました。
不思議な事に音楽を聴くだけで、当時の事を思い出すんですよね。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、映像と音楽は、文句の付けようがありません。
完璧な仕上がりです。
③フローラがめちゃくちゃかわいい
「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」で、究極の選択と言えるのが誰と結婚するのか?ですよね。
ビアンカorフローラのどちらと結婚するのか、当時はかなり悩んだものです。
結局、ゲームソフトのパッケージに載っていたビアンカを選ぶ人が大半だったと思います。
しかし、映画を観終わった後は、フローラと結婚する!って思う人が大半なんじゃないでしょうか。
映画の中のフローラは、本当に可愛くて良い子なんです。フローラの事を思うとちょっと涙しちゃうほどです。
今後「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」をやるなら、わたしは絶対にフローラと結婚します!
ゲームの本作には描かれていない、フローラの健気な可愛さを知れる事が出来るのも、映画を観てこそです。
④声優陣が豪華
声優陣に関しては賛否両論あるようですが、わたし個人としては豪華俳優陣が揃えられており良かったと思っています。
主人公・リュカ:佐藤健
ビアンカ:有村架純
フローラ:波瑠
ヘンリー:坂口健太郎
リュカの父・パパス:山田孝之
サンチョ:ケンドーコバヤシ
マーサ:賀来千香子
ドラマ好きのわたしにとっては、最高のキャスティングでした。
なかでも、サンチョの存在感が大きかったです。
ケンコバはサンチョのイメージを壊さず、わたしの中のサンチョを演じきってくれていました。
⑤ドラクエがやりたくなった
もう最後はこれですよ。映画を観終わった後にまず思ったことが、ドラクエやりてぇ〜っ!!ってことです。
映画を観ていると、ドラクエに夢中になっていた当時の自分を思い出したんです。
嫌なことを全て忘れさせてくれた、ドラクエの素晴らしさを改めて感じたんですよ。
大人になってから、全てを忘れて夢中になれる事はなかなか無いですからね。
現実を全て忘れてゲームの世界に没頭したいな、なんて気持ちにもなってしまいました。
まとめ:『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』はおもしろい

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、ドラゴンクエストの世界を3DCG映像で見事に再現してくれた素晴らしい作品でした。
映画を観終わった個人的な感想としては、ドラゴンクエストの世界に入り込めて良かった!と満足しています。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、アラフォー世代のドラクエファンのおじさん達に是非とも観て貰いたい映画でした。
改めて、映画が良かった点をまとめておきます。
- 映像が素晴らしい
- 音楽が素晴らしい
- フローラが可愛いすぎる
- 声優陣が豪華
- ドラクエがもう一度やりたくなった
もうこれだけでも、映画を観に行く価値はあると思います。
しかし、映画を観に行くにあたって1つだけ注意点があります。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、あくまでも「ドラゴンクエスト」をモチーフにした映画であるということです。
「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」の実写版だと思い込み映画館に足を運ぶと、裏切られた気分になってしまうかも知れません。
実際に映画館でも、落胆している人と涙している人とで別れていました。
この映画に関する評価は、両極端になんだなということを感じました。
映画のタイトルが「ドラゴンクエストⅤ〜天空の花嫁」ではなく『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』になっている事に注意して、映画を観に行って下さい。
ポスターにも『君を、生きろ。』と記されています。
その1点だけ注意して映画を観に行くと、きっと素晴らしい作品として受け止めれるはずです。
映画って本当にいいものですね。
さよなら、さよなら、さよなら。
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